正直不動産 (ネタバレ) 2巻!「建築条件付土地」不動産営業は運 | shinji-blog

正直不動産 (ネタバレ) 2巻!「建築条件付土地」不動産営業は運

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正直不動産 (ネタバレ) 2巻!「建築条件付土地」です。

ある日、永瀬は登坂社長に呼ばれて社長室へ。

営業成績が振るわない永瀬に「不動産営業に必要なことは運だ」と話す。

登坂社長から吉祥寺駅から徒歩8分の建築条件付土地(6棟)の案件を任される。

永瀬は2ヶ月で売り切る事を断言し登坂社長と約束。

しかし永瀬に任された建築条件付土地にはいくつもの大きな問題があった。

どんな問題点があり永瀬はどんな営業するのか?

「正直不動産 (ネタバレ) 2巻!「建築条件付土地」不動産営業は運」を紹介します。 

 

 「建築条件付土地」とは

土地の売買契約締結後の一定期間内に、売主が指定する建築業者と建築工事請負契約を締結する事が条件の売り土地。

<買い手のメリット>

  • 建築条件付の土地は普通に土地だけ購入するより価格が割安

<買い手のデメリット>

  • 土地購入から3か月以内に建築請負契約を結ぶ
  • 建築会社が指定される事
  • 間取りも注文住宅と同じ自由度ではない場合がある

<デメリットがメリットになる人もいます>

  • 指定された建築会社が気に入る
  • 間取りに強いこだわりがない人
  • 3か月以内に打ち合わができる自由度がある人

 

永瀬が任せられた建築条件付土地案件はどんな物件?

吉祥寺駅から徒歩8分、好条件立地の為永瀬はお客が押し寄せると考えている。

・場所:吉祥寺駅から徒歩8分の好立地。

・面積:243.5㎡(ここに6棟で1区画40.58㎡)

・条件:建築条件付土地を2億8080万円(坪単価381.2万円)

・土地売主:竹鶴工務店(登坂社長知り合い)の

・建築指定会社:売主である竹鶴工務店

 

竹鶴工務店はどんな会社?

竹鶴工務店に挨拶に訪れた永瀬の印象は「まともな家を建てるとは思えない」でした。

社員全員が事務所にいてまともに仕事していない。

永瀬は竹鶴工務店の調査会社を使い調べた。

  • 最近の業績が悪すぎる
  • 一般建設業許可の更新が危うい
  • 買主の同意がないと建設業違反になる施工丸投げを買主に黙って行っている。
  • えげつない金額で下請けに丸投げのため手抜き工事のクレームが多い
  • いくつかの物件では手直し工事している
  • 事務員は社長が過去囲い込んでいる愛人
  • 永瀬が担当している土地は10年前に竹鶴工務店社長が親から相続した土地

竹鶴工務店社長にとって最後の切札的な土地でそれを手放したら廃業して高飛びする可能性があることがわかる。

 

 秋山工務店はどんな会社?

竹鶴工務店から違法に施工を丸投げされている下請け

足元を見られ普通2か月半の工期を1か月半に短縮され「安く早く作れ!」と指示されている。

手抜きになり欠陥樹住宅を作る後ろめたさはあるが「会社の運命、社員、家族の生活がかかっている」背に腹を変えられない悲しい立場。

 

 永瀬の営業は?

 

青空の下白いシャツ男性

問題山積みの案件に頭を悩ます永瀬。

いくら問い合わせがあっても指定建築会社の竹鶴工務店が逃げてしまうか、逃げなくても手抜き工事の欠陥住宅。

手抜き工事している秋山工務店に怒鳴り込む永瀬だが現実の秋山工務店の立場を思い知らされた永瀬は逆に怒鳴りつけられてしまう。

登坂社長との約束期限の残り1週間で永瀬は登坂社長へ欠陥住宅を売ったら大問題になる事を進捗報告。

登坂社長からは「不動産営業に必要なのは運」と言い放される。

永瀬ができることは竹鶴工務店社長に下請けへのバックをお願いする事と、欠陥住宅にならないように秋山工務店の現場を補助する事しかなかった。

秋山工務店の現場で補助する永瀬に桐山が気遣いして差し入れ応援

 

不動産営業に必要なのは運

永瀬はやるだけやったがダメだった。

永瀬が退職届を持参して登坂社長に吉祥寺の建築条件付土地報告するときに桐山が同席

永瀬から支持を受けて準備した資料を説明すると言う桐山は「NGO団体に売却が決定」と報告。

秋山工務店がこれまでの丸投げを告発する準備がある」と竹鶴工務店に詰め寄る

吉祥寺の物件施工に関して真っ当な代金を支払う約束すれば水に流す」と交渉に動いた。

竹鶴工務店は納得し買主承諾の下、正式に秋山工務店を施工会社に指定

全ての懸案されていたことを解決した桐山が永瀬を助けて首のクビは辛うじて繋がった。

桐山は不動産営業に必要な運があり、永瀬もクビにならずに済んだことも運がある。

 

まとめ

「正直不動産 (ネタバレ) 2巻!「建築条件付土地」不動産営業は運」紹介しました。

永瀬が苦しんだ吉祥寺の建築条件付土地。

出口が無いように思えました。

不動産業界の闇がもたらす世界に正直営業では歯が立たないと痛感した永瀬でした。

桐山が動いて秋山工務店を動かして竹鶴工務店を正常化させた事は運ではなく桐山の持つ運と実力。

不動産業界の闇に苦しむのは秋山工務店も同じ。

桐山の父親も過去には不動産業界の闇に飲み込まれてしまいした。

永瀬、桐山、秋山工務店の力が竹鶴工務店を正常化できた事は正直営業の勝利です。

「不動産営業に必要なのは運」と言うと登坂社長の言葉はとても深い。

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元不動産業者の私がオススメするコンテンツ紹介した記事「正直不動産(ネタバレ)1巻〜15巻」ありますので(ネタバレ注意)で参考にしてください。

正直不動産に興味がある人」「不動産の購入を考えている人」「不動産営業をしている人」におすすめ

 

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