正直不動産 (ネタバレ) 13巻!「大規模開発」です。
永瀬が担当する6年越しのプロジェクトに大きな進展があった。
大規模開発の開発許可が下りた。
成功すれば2億6000万円の莫大な仲介手数料になる。
遂に長年の永瀬の努力が報われる!
しかしこのタイミングを計るように売却予定地の中央部のキーになる地権者から解約の申し出。
裏で邪魔する何かが動き出したのか?永瀬のプロジェクトはこのまま頓挫してしまうのか!
「正直不動産 (ネタバレ) 13巻!「大規模開発」永瀬頓挫の危機」紹介します。
永瀬のプロジェクト「大規模開発」いきさつ
6年前に登坂社長と親交があるゼネコン小木建設と手を組んで武蔵村山市2万坪の土地をまとめ倉庫用地として野々村地所に売却する計画をした。
プロジェクトを成功させるために永瀬は行政へのプレゼンや、地権者80人と交渉説得。
地権者とは全員同じ時間をかけたのではなくキーパーソンをうまく利用。
そのキーパーソンとの取引状況を記した手帳は永瀬がプロジェクトの生命線と言うくらいの重要資料。
喜びのあまり過去のいきさつを部下の岩沢に永瀬は語った。
「1日だけ幸せでいたいなら床屋に行け」「1週間だけ幸せでいたいなら車を買え」「1か月だけ幸せなら結婚しろ」「1年だけ幸せでいたいなら家を買え」イギリスの諺。
大きなプロジェクトに携わった時の大きな対価喜びを永瀬は表現したかった。
そして開発許可が下りたこのタイミングで地権者の一人からまさかの解約連絡。
裏で何かが動いている。
永瀬頓挫の危機
地権者の一人「狭山」からまさかの解約は売却予定地中央部分のキーパーソン。
「手付金350万円支払い済みだが倍返しでいい」とまで言っている。
永瀬はブローカー桐山が動いているのではないかと疑う。
しかしそこには登坂不動産を敵視するミネルヴァ不動産のたくらみがあった。
地権者「狭山」の土地をミネルヴァ不動産が買い取り小木建設に高値で買い取らせる計画。
狭山の土地が無いとプロジェクトが破綻するため足元を見たミネルヴァ不動産の悪行。
やるせない気持ちの永瀬は部下の岩沢と飲みにいく。
岩沢は、疲れて居眠りする永瀬の隙をついて永瀬が「プロジェクトの生命線」と言うキーパーソンとの取引状況を記した「手帳」を盗み出す。
岩沢はミネルヴァ不動産と裏で取引していた。
地権者、狭山と交渉
地権者、狭山とプロジェクト存続をかけて永瀬は交渉。
「倉庫になったら周辺お子供に危険が及ぶ!郷土愛が芽生えた」狭山は断固としてお断りの姿勢を崩さない。
永瀬が初めて訪れた6年前より農地として活用している住人が減り今では荒れ果ている。
倉庫を建てず今のまま農地を活かすより、先祖から受け継いだ土地を活用して税収アップした方が潤う。
「多少の金額交渉には応じるので今が売り時!」
郷土愛と言いつつ狭山は郷土愛よりミネルヴァ不動産に持ちかけられたお金に目が眩んでいた。
交渉から数日後、狭山から「売却なしで売る」返事が来た。
永瀬の正直営業の賜物、説得がうまくいった!
実は、大規模開発を成功させるため、野々村地所のサポートとして桐山が陰で狭山にアプローチしていた。
一生幸せでいたいなら正直でいろ!
永瀬の手帳を返し損ねている岩沢に桐山が訪れた。
「ブローカーやっていると情報がいろいろ入ってくる。」ミネルヴァ不動産「鵤」は勝算がなければ動く男ではない。
「ライバル会社にスパイを忍ばせている」
言い訳をしようとする岩沢に永瀬のウンチクの話イギリスの諺を桐山は話す。
「1日だけ幸せでいたいなら床屋に行け」「1週間だけ幸せでいたいなら車を買え」「1か月だけ幸せなら結婚しろ」「1年だけ幸せでいたいなら家を買え」
そして「一生幸せでいたいなら正直でいろ!」
正直に永瀬に打ち明け、永瀬はそれを受け入れる。
スパイ活動は未遂「二人で墓場まで持っていくぞ」
まとめ
「正直不動産 (ネタバレ) 13巻!「大規模開発」永瀬頓挫の危機」紹介しました。
大規模開発のように規模も金額も大きい案件は必ず横やりが入ります。
期間も長いので予期せぬトラブルも起こります。
サポートしてくれる仲間がいないと成功しないでしょう。
桐山が野々村地所のサポートとして動いていますが永瀬を影で支えています。
永瀬の正直営業に心を動かされていく仲間はとても心強い。
6年間のプロジェクト「大規模開発」は桐山のサポートもあり頓挫なく成功しました!
鵤から登坂不動産への攻撃が激化してきましたが正直営業の永瀬が立ち向かいます!
元不動産業者の私がオススメするコンテンツ紹介した記事「正直不動産(ネタバレ)1巻〜15巻」ありますので(ネタバレ注意)で参考にしてください。
「正直不動産に興味がある人」「不動産の購入を考えている人」「不動産営業をしている人」におすすめ。
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