正直不動産 (ネタバレ) 12巻!賃貸保証会社です。
「言い訳は進歩の敵!」大河部長がノルマ達成出来ない永瀬の部下「岩沢」を叱咤激励。
永瀬が岩沢のフォローに入り岩沢はティッシュ配りに出掛け、近々結婚予定のカップルから新居の相談を受けた。
お腹に赤ちゃんがいて「荻窪にある評判の良い病院」で産みたいから通いやすい場所を希望。
これが決まれば岩沢は今月のノルマ達成!首の皮一枚つながりそうだ。
候補物件の中からカップルが気に入った物件が見つかり申込書を記入して賃貸保証会社の審査を進めることに。
彼氏「給料30万円」、彼女(給料20万円)岩沢は入居審査通過すると考えていたが賃貸保証会社の審査結果は通らなかった。
「いったいどういう事」なのか?
「正直不動産 (ネタバレ) 12巻!賃貸保証会社・信用は積み重ね」紹介します。
賃貸保証会社とは
家賃が払えなくなった時、オーナーに家賃保証する会社が賃貸保証会社。
保証料を支払えば連帯保証人の代わりになってもらえることが一番のメリットです。
最近では、連帯保証人を立てるケースは少なくなり賃貸保証会社を利用する大家さんが増えています。
入居者が賃貸保証会社を利用する時は審査を受けて通過することが必要です。
<主なチェックポイント>
- 職種
- 雇用形態
- 勤続年数
- 年齢
- 収入
- 過去の滞納履歴
<注意したいこと>
- 入居時に保証料が必要になり定期的に更新料徴収等金銭的負担がある
- 家賃滞納時、賃貸保証会社が一時的に大家さんへ立替え、後に立替え分の請求や督促がある。
- 滞納すると金融機関の信用情報に傷が付くことがあり、契約解除で部屋の明け渡しを求められることがある。
カップルの賃貸保証会社審査どうなった?
審査結果がわかるまで申込から数日かかる。
カップルは賃貸保証会社の審査が通らなかった。
賃貸保証会社から理由は教えてもらえない。
しかし一般的に考えられることは
- 借金がある
- 自己破産している
- 消費者金融での多重債務者
- クレジットカードで事故
- 彼氏の職業が水商売で不安定業種に見られている可能性もある。
カップルは荻窪の病院に通い始め、申し込みした物件に引き越し準備まで進めている。
諦められないので、彼女の名前で再度審査に挑戦するが彼女もまた審査に通らなかった。
彼女の問題はいったい何だろうか?
彼女の貸保証会社審査どうなった?
彼女は家電購入した時の信販会社ローンで過去に滞納していた。
まさかそこまで関係あると思ってなかった。
過去の事故歴は信用情報に一定期間記録され共有されている。
残された方法は、独立系の賃貸保証会社。
審査が緩く通過する可能性があるがその分家賃滞納した時の取り立てが厳しい。
そしてオーナー指定外の家賃保証会社のため交渉して承認が必要。
信用は積み重ね
審査が通らない彼氏は過去の浪費ぐせが彼女にバレたり、部屋も借りられないし、お腹の子はどんどん大きくなる「早くどうにかしなきゃ」と焦る。
職場の同僚は彼女の名義で部屋を借りたが、審査に通るようアリバイの会社使って、偽物の「給与明細」「源泉徴収票」「在籍証明」を発行してもらった。
他にも知り合いで会社勤めの友達に名義を借りて部屋を借りた人がいる。
追い詰められた彼氏は永瀬に「法の網をうまくかいくぐって部屋を借りたいと」相談する。
永瀬は彼氏に激怒「こんな時だからこそ正直に行きましょうよ!」
「お二人の新たな物語が始まるお部屋探しだから」
彼氏は「彼女と生まれてくる子に胸を張れる男になるためにチャンスが欲しい」と岩沢に土下座。
岩沢はオーナーに「自分が保証人になってもいいと」と手紙を書いた。
手紙がオーナーの心を動かし審査に幅がある独立系家賃保証会社を加入することを条件に入居を許可。
彼氏はこれから続く結婚生活の基盤となる信用の積み重ねの一歩を築き上げた。
岩沢は今月のノルマをクリヤし大河部長も大喜び。
オーナーとの信用を築くために岩沢は体を張った、永瀬も岩沢への信頼感を抱いている。
しかし岩沢が社内で信用を築き上げることには黒い理由がある。
まとめ
「正直不動産 (ネタバレ) 12巻!賃貸保証会社・信用は積み重ね」紹介しました。
賃貸保証会社はオーナーの家賃滞納保証でトラブルが起きそうな人を事前回避します。
カップルはお互い過去に事故があり審査が通りませんでした。
今まであった事は取り消せず、これから先は過去を責めず正直に進めば道は開ける。
永瀬の言う言葉に心が動いた彼氏はこれから新しい家族のために正直に進む決意をしました。
その気持ちが岩沢や、オーナーを動かしました。
最後は人と人ですね。
正直営業の永瀬が信用を重ねて周りが動いていきます。
元不動産業者の私がオススメするコンテンツ紹介した記事「正直不動産(ネタバレ)1巻〜15巻」ありますので(ネタバレ注意)で参考にしてください。
「正直不動産に興味がある人」「不動産の購入を考えている人」「不動産営業をしている人」におすすめ。
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