正直不動産 (ネタバレ) 4巻!欠陥マンションです。
駅前にある「ミネルヴァ不動産」は欠陥住宅を安く仕入れ高値転売し荒稼ぎしている。
違法行為、脱法行為等あくどい事して会社を追われたものが集まっている。
以前登坂不動産をクビになった「瀬戸元課長」「西岡」も在籍。
悪いウワサが多い。
ある日、月下の父親が突然現れる。
父親は離婚後行方が知れず8年ぶりの再会。
離婚して最初の5年は大阪にいて、3年前に東京へ戻りコンサルティング会社を興し最近軌道にのる。
広めの部屋へ引き越しを考え不動産屋のホームページを見ていたら娘を見つけ一目会うために登坂不動産を訪れた。
数日後父親はすでに築5年、3LDKリノベーション済みのマンションをミネルヴァ不動産から買おうとしている事が判明。
欠陥マンションを買わされることを考え永瀬は月下「すぐにやめさせろ」と指示
果たして月下の父親がマンション購入しようとしているマンションは欠陥マンションか?
「正直不動産 (ネタバレ) 4巻!欠陥マンション・建物状況調査説明」紹介します。
欠陥マンション・建物状況調査説明
2018年4月1日より改正宅建業法にて建物状況調査(インスペクション)説明が義務化されました。
- 義務化された項目
- なぜ義務化されたのか?
事項から詳しく紹介します。
義務化の項目
<媒介契約締結時>
宅建業者が建物状況調査(インスペクション)業者のあっせん可否を告知し、媒介依頼者の意向に応じてあっせんする。
<重要事項説明時>
建物状況調査(インスペクション)の結果を買主に説明
<売買契約締結時>
基礎外壁等の現状を売主と買主が相互で確認、宅建業者が両者へ書面で交付。
なぜ義務化されたのか?
中古物件の質の向上で安心して不動産売買ができ、流通量を増やすことにより既存住宅有効活用する政府施策。
建物状況調査(インスペクション)は以前から存在していましたが、市場では新築物件が多いので認知度は高くありませんでした。
年々少子高齢化が進行して空き家が増加傾向にあります。
月下の父親はミネルヴァ不動産とマンション契約したか?
ミネルヴァ不動産の担当は登坂不動産をクビになった「瀬戸元課長」「西岡」で月下の父親をマンション案内して契約に持ち込む予定。
月下の父親は気に入り購入する予定。
月下と永瀬は証拠なくミネルヴァ不動産が悪徳不動産屋ということで「欠陥マンション」と指摘。
建物状況調査(インスペクション)を拒否すれば契約見送り、調査した結果問題なければ契約する約束。
建物調査会社で調査を進めることになったが、それはミネルヴァ不動産の瀬戸が仕事を優先して回す代わりに不利な結果を出すなと隠蔽工作を仕込んでいた。
しかし建物調査会社の担当は正義感があり床に水漏れの後があり床が抜け落ちてもおかしくないほど腐っている欠陥を見つける。
ミネルヴァ不動産の手抜きリフォーム工事が発覚し月下の父親は騙されずに助けられた。
前のオーナーが修復で莫大な費用がかかると途方に暮れていたところミネルヴァ不動産が悪徳に安く買い叩いたマンションだった。
まとめ
「正直不動産 (ネタバレ) 4巻!欠陥マンション・建物状況調査説明」紹介しました。
ミネルヴァ不動産のようにあくどい利益至上主義の業者は契約を急がせます。
建物状況調査は「現状を把握」「将来にわたるリスク」や逆に「メリット」がよくわかりその情報をもとに購入するか判断します。
中古住宅は新最新の築住宅より性能は古いですが場合により資産価値が高いところが魅力です。
永瀬や月下のような正直営業でカスタマーファーストな担当がいる会社なら安心して気に入った物件を選べますね!
元不動産業者の私がオススメするコンテンツ紹介した記事「正直不動産(ネタバレ)1巻〜15巻」ありますので(ネタバレ注意)で参考にしてください。
「正直不動産に興味がある人」「不動産の購入を考えている人」「不動産営業をしている人」におすすめ。
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