正直不動産 (ネタバレ) 14巻!原野商法です。
月下の「カスタマーファースト」はおじいちゃんの影響。
家族や近所の人を優先していつも自分のことは後回し。
月下が生まれる前に詐欺にあうほど人が良すぎる。
詐欺に騙されたのは「原野商法」。
当時の不動産営業に「ノルマを達成できなければ一家離散」と泣きつかれ、いたたまれなくなってしまった。
そして千葉県の原野を400万円で購入。
そんなおじいちゃんから月下に不動産関連で相談の電話。
いったいおじいちゃんからの電話相談は何事か?
「正直不動産 (ネタバレ) 14巻!原野商法とは?不動産屋イメージ」紹介します。
原野商法とは?
実際には何の建設計画がない原野や山林について「もうすぐ道路ができる」など良いことを言い「将来値上がりする」と勧誘行う販売商法。
1970年から1980年にかけて被害が多発した詐欺事件。
それから30から40年経過し二次被害が多発。
例えば両親から相続した山林を高値で買い取ると不動産会社から都合のいい電話。
その売却費用で他の土地を購入すれば節税対策になる。
例えば両親が400万円で購入した山林を欲しい人がいるから5000万円で買い取る。
その売却費用で新しい土地1600万円購入して節税対策。
新しい土地の代金一部400万円先に支払い後から売却した5000万円を返す。
400万円支払い契約書にサイン。
契約書は1200万円で買取り新しい土地を1600万円で購入する内容
その後5000万円は期日に振り込まれず業者とも連絡はつかなくなる。
先に支払った400万円は消えてしまう。
- 原野や山林を親から相続して処分も出来ず困っている。
- かつて原野商法に巻き込まれ、山林や原野を長期保有してきたが相続で子供に迷惑かけたくないと思っている。
第二次原野商法はそんな気持ちにつけこみ勧誘行っている。
月下のおじいちゃんからの電話相談は何事か?
永瀬に相談した月下は「騙されたものはまた騙される」と詐欺の鉄則を教えてもらい心配になりおじいちゃんのところに駆けつける。
向かった先は埼玉県の酉水不動産。
おじいちゃんは酉水不動産で契約の真っ最中。
月下が生まれる前に騙されて400万円で購入した原野の売却。
山の斜面にある原野でライフラインもないのに近々老人ホームの建設を予定。
5000万円で購入し節税対策で新しい土地を1600万で購入。
耳触りのいい話ばかりで月下は原野商法を見破る。
契約押印前に詐欺に気がついておじいちゃんを守れた。
不動産屋のイメージ
永瀬は原野商法について調べていた。
全国の被害者が売りつけられた原野データを収集し始めた男がいた。
原野商法に引っかかっている被害者はそれなりの資産家。
データ収集した男のグループは簡単に仲間とバレるようなことはしないが結束強い。
仲間の証として茂みに「鳥」を隠す。
第二次原野商法に手を染める評判の良くない不動産会社は「酉水不動産」「バンタム不動産」「鳳凰不動産」「一石二鳥不動産」。
ミネルヴァ不動産「鵤」すべて社名や名前に鳥が隠されている。
ミネルヴァ不動産「鵤」の行きつけサウナを調べ永瀬は待ち伏せした。
「新型感染症の影響で高齢者が子供や孫とコミュニケーション取れない隙をつく第二次原野商法を断じて許せない」
「一部の悪徳不動産会社のせいで世の中の不動産屋のイメージまでもが悪くなる!」
「必ずお前らをぶっ潰してやるから首を洗って待ってろ!!」
ミネルヴァ不動産「鵤」に永瀬は本音で宣戦布告。
まとめ
「正直不動産 (ネタバレ) 14巻!原野商法とは?不動産屋イメージ」紹介しました。
原野商法は不動産詐欺です。
一部の悪徳不動産会社のせいで業界のイメージが悪くなる。
まさに永瀬の言う通り。
現実世界でこうした悪の親玉と接して「宣戦布告」は想像できないが、正直不動産の永瀬が代表して痛烈な宣戦布告を掲げてくれた。
ミネルヴァ不動産との争いはこれから激化するが、正直不動産の正直営業で永瀬が業界を変えてくれるでしょう。
元不動産業者の私がオススメするコンテンツ紹介した記事「正直不動産(ネタバレ)1巻〜15巻」ありますので(ネタバレ注意)で参考にしてください。
「正直不動産に興味がある人」「不動産の購入を考えている人」「不動産営業をしている人」におすすめ。
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