正直不動産 (ネタバレ) 4巻!地面師です。
永瀬が不動産売買取引協会の懇親会で面識を持った法人社長(ブローカー)から紹介された土地売却案件。
「高井戸で300坪」法人が資産整理のために売却。
永瀬は「売れる物は早く売ってしまい、会社は赤字で倒産」と考え相場より安く買い叩けると楽勝に考えた。
しかし、他に引き合いがあると強気姿勢を見せたり、交渉決裂しそうになると譲歩したり結局見透かしたように上限ギリギリの額を提示される。
登坂社長、桐山に相談しながら進めていくが永瀬は「地面師」のことが脳裏によぎる。
高井戸の300坪の土地は地面師の仕業か?
「正直不動産 (ネタバレ) 4巻!地面師・なりすまし詐欺手口とは?」紹介します。
地面師・なりすまし詐欺手口とは?
地面師とは?不動産取引のなりすまし詐欺師のことです。
土地の所有者になりすまして売却を持ちかけお金を騙しとります。
不動産会社や土地購入しようとした買い手が被害を受けます。
具体的に
- 詐欺に使われやすい物件は?
- なりすまし詐欺の手口
- 地面師に騙されないために
事項から詳しく紹介します。
詐欺に使われやすい物件は?
所有者が誰なのかわからない土地が使われている様です。
- 何らかの理由で放置されている土地
- 所有者が施設に入所している
- 所有者が亡くなってしまったが相続人特定できずわからない。
なりすまし詐欺の手口
全てが巧妙で購入者は疑いを持たない。
- 面師は所有者になりすますために、「本人確認書類」「印鑑証明書」を偽造
- 所有者とは異なる第三者を使い購入者と直接面識を持たない様にする。
- グループで活動しているため、司法書士、不動産業者を装う役目の人がいる
地面師に騙されないために
地面師かなと気がついて疑うことはかなり難しいことです。
しかし、地面師という「なりすまし詐欺」の存在を認知して警戒する意識を持つことができれば「おかしい」と思い疑いの目を持つことができるかもしれません。
うまい話には警戒して注意することです。
地面師の立場から詐欺と気づかれる確率を低くするため、お金を早く奪い取る様に話を進めるでしょう。
「他にも買いたいお客がいる」「売主に事情があるから急いでいる」等を理由にして短期で巧妙に取引する姿勢です。
買い側も本当に魅力のある土地なら損したくない気持ちで冷静な判断はできなくなります。
この場面で「おかしい」と思い疑う事ができるかが大切です。
他に、登記簿に抵当権がついている場合、解除する手間があるので地面師は扱わないのではないかと思います。
「こんなに良い土地なのに抵当権がついていない?」と調査の時に疑いながら警戒できるかも知れません。
「高井戸300坪土地」は地面師の仕業?
登坂不動産で高井戸300坪土地買取り金内金支払い当日。
社内での転売先はすでに決定。
その状況で永瀬は支払いをためらった。
<その理由は>
- 「他に引き合いがあると強気姿勢を見せたり、交渉決裂しそうになると譲歩したり結局見透かしたように上限ギリギリの額を提示する。」
- それは相手方が永瀬の嘘をついて営業していた時の交渉の仕方にそっくり。
- 登坂社長に相談するも取引に慎重。
- 桐山は「似合わないスーツを着た人たちと仕事したくない」
永瀬は相手方事務所に出向き内金支払いが間に合わないとして話し出す。
そして証拠もなく「あなたたちは地面師なんじゃないですか?」と嘘をつけない体質で言葉を発してしまう。
「信頼関係が築けない」という事でその場で破断。
その日の午後永瀬がお詫びで再度相手方事務所に訪問するが事務所は既にもむけのから。
その後相手方を名乗っていた人は、「なりすまし」であり本人確認書類は不正取得されたものであたっことが判明。
会社は内金を振り込まず助かった。
まとめ
「正直不動産 (ネタバレ) 4巻!地面師・なりすまし詐欺手口とは?」紹介しました。
詐欺はいろいろありますが、不動産売買の地面師は普段の生活の中では身近に感じません。
不動産業界の中でも闇の中の闇でしょう。
正直不動産のCONTENTSを通してネタバレとして地面師を紹介しました。
身の回りではなりすまし詐欺は色々あります。
どれも巧妙です。
正直営業の永瀬のように、嘘をつけず本音を口に出してしまう事で救われることがあります。
永瀬の正直営業が会社の大きなトラブルや損失から未然に防げた。
元不動産業者の私がオススメするコンテンツ紹介した記事「正直不動産(ネタバレ)1巻〜15巻」ありますので(ネタバレ注意)で参考にしてください。
「正直不動産に興味がある人」「不動産の購入を考えている人」「不動産営業をしている人」におすすめ。
コメント