正直不動産 (ネタバレ) 3巻!「あんこ業者」です。
西国分寺の中古マンション、スカイヒルズ西国分寺、8部屋一律2800万円でオーナーから売却依頼。
オーナーは「ミネルヴァ不動産」と「登坂不動産」2店だけに声をかけ、物件情報サイトには掲載しない。
駅から徒歩20分の条件があり苦労しそう。
しかし販売がはじまり登坂不動産には他の不動産会社から物件のいいところしか聞いていないお客ばかりが大勢訪れる。
永瀬は「あんこ業者」の存在を疑い始める。
「あんこ業者はどういう業者?」そして「何が起きているのか?」
「正直不動産 (ネタバレ) 3巻!あんこ業者とは?良くない業界慣習」紹介します。
正直不動産 (ネタバレ) 3巻!あんこ業者とは
売り側の仲介業者と買い側の仲介業者の間に入る中間業者を「あんこ業者」と呼ばれています。
売主(売り側)も買主(買い側)も通常はそれぞれの仲介業者を通して取引を進めるので中間業者と会う事はほとんどありません。
物件に問題があったり、物件情報サイトに掲載しなかったりする場合、「あんこ業者」(中間業者)に物件情報を流し複数の客付業者に情報を流す役割。
あんこ業者はお客から直接報酬を得られないので取引に関わった仲介業者と取り決めをして仲介手数料を分け合う。
しかし仲介手数料を分け合う条件でもめる事があり、それが原因でお客の商談が破断することがある。
あんこ業者に情報を流した仲介業者の担当者個人が情報料のバックをあんこ業者に要求する会社信用失墜行為もあるようです。
お客にとってのメリットは何一つなく、本来の商談と関係ないことが原因で破断になってしまってはとても迷惑な事です。
トラブルを回避するためにあんこ業者を使いたがらない仲介業者もいます。
仲介業者から紹介された物件情報が曖昧だったり、説明でいい事しか説明されない情報は注意が必要です。
中途入社した西岡
ベストフレンドフォーエバー不動産(BBF不動産)から登坂不動産へ中途入社した「西岡」。
BBF不動産は管理物件であくどい家賃保証がバレて倒産。
永瀬は西岡に同じようなあくどいことを登坂不動産でやられては困ると牽制している。
西岡は優しい雰囲気を醸し出しながお客の心を掴み成績をぐんぐん伸ばす。
西岡の営業成績を上げるコツは「取れるところから取れるだけ取る」「誰かが損すれば誰かが得をする」。
西岡は猫の皮を被る腹黒営業。
スカイヒルズ西国分寺はどうなった?なにが起きた?
スカイヒルズ西国分寺は完売。
西岡が3部屋、永瀬2部屋、永瀬の元教育係の菅沼1部屋、ミネルヴァ不動産2部屋。
永瀬は正直営業であんこ業者から物件の良い事しか聞いていないお花畑状態のお客を騙されないよう正直営業で救う。
しかしそれは営業成績には結びつかない。
あんこ業者に声を掛けたのは西岡で、バックを受け取る。
西岡は会社信用失墜でクビになる。
まとめ
「正直不動産 (ネタバレ) 3巻!「あんこ業者」とは?良くない業界慣習」紹介しました。
「あんこ業者」を使う事は良くない業界慣習ではありません。
仲介業者があんこ業者からキックバック目的で情報を右から左へ受け流し会社の看板で私服を肥やすことは会社への信用失墜行為。
これがどこの会社もやっていると言う事が理由になればそれが「良くない業界慣習です。」
曖昧で良い事の説明しかされす、その気になったお客は騙されてしまいます。
永瀬の正直営業であんこ業者から物件の良い事しか聞いていないお客を騙されないよう正直営業で救いました。
今まで正直に営業していた成果が実り永瀬がトップ成績に!
正直な営業で成績を残し「変われた喜び」で充足感を感じる永瀬がかっこいい。
元不動産業者の私がオススメするコンテンツ紹介した記事「正直不動産(ネタバレ)1巻〜15巻」ありますので(ネタバレ注意)で参考にしてください。
「正直不動産に興味がある人」「不動産の購入を考えている人」「不動産営業をしている人」におすすめ。
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