正直不動産( ネタバレ) 1巻!「店舗契約」です。
桐山と月下は大河部長に呼び出され店舗担当を任される。
「吉祥寺の大通り近く元喫茶店」と「武蔵境の商店街外れにある元コンビニ」
大河部長は月下に先に好きな物件を選ばせて月下は「武蔵境」を選択。
2件の物件を先に月下に選ばせたのは良い物件を選べるかどうか営業適性を試していた。
この案件で成果を出せない場合月下は営業適性がないと会社から判断されクビになるかもしれません。
月下はどの様に営業するのでしょうか?
「正直不動産( ネタバレ) 1巻!「店舗契約」カスタマーファースト」紹介します。
店舗営業のカスタマーはオーナーと借主
月下は永瀬に武蔵境の物件を選択した理由は商店街の立地と報告。
「商店街に新しい店舗ができたらお客さんが喜ぶ」という店舗に来るお客さんのことを考えた「カスタマーファースト」目線。
永瀬からはそこまで考える必要はなく「店舗営業のカスタマーは店舗オーナーと借主」と言われる。
桐谷も「保証金を払えて数ヶ月家賃を払える借主」を探すべき。
家賃が払えず店舗が潰れても店舗オーナーには保証金が残り再び借主を探せばいい。
月下のモットーである「カスタマーファースト」と、かけ離れていた。
「無理をしろ!無理を通せば発想が変わる」
月下は武蔵境の店舗に「駄菓子屋」を計画しているお客を借主に決めていた。
しかし保証金や家賃交渉が成立しないと難しいお客。
店舗オーナーに保証金と家賃を下げてもらう直談判に行くつもり。
永瀬はマダムと呼ばれる守銭奴で有名な店舗オーナーで直談判が通用しないと反対するが
月下は「無理をしろ!無理を通せば発想が変わる」と社訓を信じて店舗オーナー「マダム」に直談判に行く決意。
社訓「無理をしろ!無理を通せば発想が変わる」はお客ではなく、営業マンに対するものであるが月下らしい。
永瀬が守銭奴と呼ぶオーナー「マダム」
登坂社長と長い付き合い
他にも貸しビルがあり登坂不動産に管理を任せている
2年前に主人をなくす
後妻で血縁関係と面識がない息子がいる
主人が残した多数の不動産を含む遺産を息子と半分に分けあう
財産を等分するために管理するいくつかの不動産を売却して現金化する必要が出てきた。
それからマダムは変わりの残した管理物件の家賃と保証料をあげてお金にがめつくなった。
マダムへの直談判「月下と永瀬」どうなった?
月下と永瀬の「保証金と家賃減額直談判」にマダムは応じない。
話を聞くどころか当然の如く気分を害されてしまう。
ついに嘘がつけない体質の永瀬が発動し、マダムに対して「そんなにお金を稼ぎたいのであれば風俗店を入れたらいいでしょうが!」と皮肉混じりの言葉を言い放つ。
続いて息子と財産等分するときに登坂不動産も「少しでも高く売れる様に協力した」
少しでも情けがあれば「月下の話を聞いて欲しい」とマダムに渇望。
永瀬の渇望でマダムも気が変わり月下の話を聞くことを受け入れる。
今であれば東京は申し込みが殺到するが近い将来人口が減り空き家が増える。
そうなった時に住みやすい街に物件があるかどうかが重要になる。
街にいる人に喜ばれる店舗であることが街の活性化に繋がり長い目でマダムの利益になるビジネスプランを伝える。
具体的にはイートインがある駄菓子屋。
物件の周辺には塾やクラブがあり子供が通い待機する場所が欲しいと希望する保護者が多い需要を月下は事前調査。
少しは考えているとマダムは月下を評価するが「未来に興味はない、考えるけど今日のところは帰りなさい」との結末。
マダムの核心をついた永瀬とこれから先の事を考えた月下のカスタマーファーストなビジネスプランはどうなるか?
月下がカスタマーファーストに拘る理由が明らかに
マダムへの直談判が終わり、永瀬は珍しく月下を飲みに誘う。
永瀬も会社上客のマダムに大口を叩き会社にいられなくなる事を覚悟。
大河部長が経験のない新人月下に店舗担当を任せることに疑問を抱きそれは適性テストで使えないと会社が判断すればクビになる覚悟が必要と話す。
お互いクビになるなら最後に月下が何故カスタマーファーストに拘るの聞きたいと永瀬が月下に尋ねた。
両親は外資系証券会社で共働き収入が高い
20代のうちに都心で家を建てる
月下の幼稚園や小学校の友達にも羨ましがられるほどの豪邸
しかし月下はひとりっ子で共働きの両親は帰りが遅くいつも淋しい思いをしていた。
ところが月下が中学生の時リーマンショックで父はリストラ、母も年収がさがる。
両親の喧嘩が絶えない
ローン返済も難しくなる
家を手放し小さなマンションに引き越しするが両親の溝は埋まらず離婚。
月下が大学生になり家のローンがどの様なものなのか調べるとかなり無謀だったことが判明。
両親は不動産会社に言われるままの家を建ててローンを組んでしまった。
その時月下は、「その家に住む人、そこで商売する人、その町で住む人が幸せになる様な家を紹介する不動産営業になる」ことを決意。
月下の「カスタマーファースト」への拘りと、信念と決意を永瀬は理解した。
直談判したマダムからの返事と永瀬の決意
永瀬と月下がお酒を飲みながら話をしているときに月下にマダムから電話がありました。
なんとそれは「値下げ了承の回答」。
マダムは月下に何かを感じて任せたのでしょう。
嘘をつけなくなってからモヤモヤしていた永瀬もついに吹っ切れた。
「クビになろうとどうであろうと、本音で営業してやるよ。」と宣言
正直不動産、永瀬財地の誕生です。
恐らくそのあと月下は無事店舗契約を果たして、会社から勧告も何もありません。
まとめ
「正直不動産( ネタバレ) 1巻!「店舗契約」カスタマーファースト」紹介しました。
「店舗オーナーを大切にして利益を追求する桐山」に対して「カスタマーファーストの月下」の営業スタイルは心を動かされました。
月下のカスタマーファーストを永瀬は理解し、永瀬自身も嘘をつけない事を受け入れて自ら「正直不動産、永瀬財地」を明言しました。
ここから更に物語へ引きずり込まれるとても興味深いCONTENTSでした。
これからの「正直不動産の永瀬財地」と「カスタマーファースト月下咲良」の不動産業界の闇を曝け出す痛快皮肉喜劇が楽しみです。
正直不動産のドラマ
正直不動産のドラマは、2022年4月5日(火)よる10:00〜10:45全10回でNHK総合「ドラマ10」の枠で放送されていました。
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